亀が好きな3歳になる下の子が昔話にはまっているの。
一番好きなのが浦島太郎。
亀かぁ。
昨日「かえってみればこわいかに」と歌っていたので、なんじゃろ?と思い、ネットで調べてみたわ。
そしたらね。
「帰ってみれば こは如何に」浦島太郎の4番だったんだよ。
ほとんど大正生まれで昭和一桁生まれのじいじに教えてもらったようで、「浦島太郎」も尋常小学校が太平洋戦争勃発とともに国民学校にかわったあたりに音楽の時間に(当時は唱歌といったらしい)小学校で習ったんだろうね。
記憶ってすごい。
金太郎の歌も息子は「けだものあつめてすもうのけいこ」と歌っている。
「けだもの」じゃないでしょ?「けもの」じゃないの?と思っっていたんだけど、これもまた息子が正しかったのよ。
おそるべきじいじ。
むかしむかし浦島は
助けた亀に連れられて
龍宮城へ来て見れば
絵にもかけない美しさ乙姫様のごちそうに
鯛やひらめの舞踊り
ただ珍しく面白く
月日のたつのも夢のうち遊びにあきて気がついて
おいとまごいも そこそこに
帰る途中の楽しみは
みやげにもらった玉手箱帰って見れば こはいかに
元居た家も村も無く
みちに行きあう人々は
顔も知らない者ばかり心細さに蓋取れば
あけて悔しき玉手箱
中からぱっと白けむり
たちまち太郎はおじいさん